またまた「百獣の王」

このところ、百の壁が近くなってきた。今回の敗因はなんと言っても、パー3だ。4つのパー3だけで、24打も叩いてしまった。ボギーペースで回れたとしても8打も多い。原因はなんだろう?

バンカーショット

まずは、バンカーショットだ。最初のパー3で、ホームランしてしまい。次のバンカーでは、怖くて、打てなくなってしまった。

そもそも、最初のホームランは、左足下がりのバンカーショットで、難しかった。しかも、寒さで、砂の奥は凍っていたのに気づかず、普通に打ってしまった。

また、最近、バンカーショットの失敗が多いので、フェースを開き、球を飛ばさない打ち方にしていることも、遠因だ。この場合、フルショットしても、15ヤードが精々で、少し緩むと、もっと短くしか飛ばない。120%の力感で、やっと20ヤードだ。後は、開き具合で調整するのだが、今使っているバンスの大きい56度のウェッジでは、少し変えるだけ、砂への入り具合が大きく変わる。今回は、ライも悪いのに、無理なショットを力んでやった結果だ。

また、オープンスタンスに構えるようになり、ボールの位置が右足に寄り気味になっている。高く上げる球を打つには、左足寄りにボールを置いた方が良い。しかし、スタンスが右を向くと体の正面は左を向き、いつもボール位置なら、ボールが右へ移動したことになる。当然、ボールへの入射角は鋭角気味になる。砂も多く取ってしまう。

さらに、最近、バンカーの失敗が多いことで、メンタル面でもブローが効く。「また、失敗するのでは?」と考えると、必ず失敗してしまう。

難しいショットはそれなりに、打ち方を考えて、冷静に対処するべきだろう。

マネージメント

試合ということもあり、攻めすぎたのも事実だ。裏目、裏目に出た感じだ。

最初のパー3でバンカーがホームランとなった球は、林へ入ってしまった。冷静に考えると、3打目に乗る確率は、ボギープレーヤーの私には無い。グリーン縁まで出して、4オン狙いが妥当だ。しかし、グリーンを狙ってしまった。不幸中の幸で、グリーン手前のラフに落ちて、安堵したが、実は、ラフは深く、4オンできなかった。

次のパー3は、この伏線が効いて、バンカーから、グリーンオンするまで3打も用してししまった。

後半最初のパー3はOBで始まり、暫定球は、またバンカー。今度は、バンカーショットは、なんとかなったが、時すでに遅しである。

最後のパー3は、外してはいけない、右の崖へ。林からの打ち返しはまたバンカー。今度は、2 mに寄せるが、パターが決まらずダボ。

この時、ほとんど、スライスを打ったことがない、5番アイアンがスライスした。追い風もあり、距離がフルショットでなかったので、緩めてしまった。崖のプレッシャーもあり、スイングは左に逃げて、スライスだ。逃げるとそちらに飛んでいくとは、全く、厄介なスポーツだ。

前半の最終ホールは完璧なティーショットで、距離も出た。普段なら、5番アイアンでやっとのところが、6番で打てる距離が残った。結果は、ダフリ。確かに、フェアウェイと言えども、ボールは微妙なアンジュレーションで、爪先より上にあったが、敗因は力んだことだろう。次のショットもグリーンオンできず、また、バンカーだ。

最終ホールも狙い目のところにティーショットを運び、まずまずと安心して、ボールを確認すると、何と、またまた、コブの斜面にボールが止まっている。距離的にはなんの問題のないショットになるはずが、左足下がり深いラフのライに、力んで、大きく曲げて、グリーン左に。

バンカー越え、30ヤードほどのショットをお決まりのバンカーへ打ち込んだ。喜劇のシナリオなら、面白いが、こうベタの演出では、嫌になる。

データ

ドライバーのティーショットは、まずまず、だった。特に、後半のフェアウェイキープは4/6で及第点だ。距離も、一緒にプレーした片手シングルの方とほぼ同じだった。

ウェッジの使用回数は27回。18回を目指しているので、ボロボロだ。前半3ホール4打、後半5ホール5打のバンカーショットが多すぎる。ただし、バンカー失敗は前半の3回なので、バンカーに入れてしまったアプローチショットなり、アイアンショットが問題だったことになる。

ショット数は67で、OB分を除けば、前回と全く一緒。進歩なし。

ファーストパットの平均距離は4.7ヤードで連続31パットが始まったラウンド以来の好成績だった。パットは33回と可もなく不可もない。2mぐらいが6回あって、2回しか入らなかった。せめて、もう1回入って欲しかった。3パットはいずれも距離があったが、1度は7mほどだったので、最初のパットで、もう少し寄せたかった。

まとめ

結局のところ、いくら良いショットをしても、ディポットでボールが止まったりすることはあるので、運は大きく作用する。

「ゴルフあるある」みたいになるが、保険をかけたショットは、かけなかった方が良かった時の事が印象に残る。しかし、総合的には、保険をかけた方が、良いはずだ。

あれこれ悩んだショットは、結局、失敗する。それは、動作に入ってからも迷いがあるからだ。ショットの前に、これと決めたら、それを打つことだけに集中すべきだ。結局、打った後は、運任せだ。しかし、その前に、後悔しないように、やれる事はやっておきたい。

この心構えで、どれだけ好転するか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA