不調の波は終わるのか?

7月から1ヶ月以上、不調が続いている。原因を考えてみた。

アプローチがうまくいかない

よくよく考えてみると、夏場は平均スコアが落ちる。季節要因があるわけだ。考えられるのは、気温とラフだ。

アプローチに関係するのは、ラフだ。冬場は、フェアウェイを外しても、グリーンを外しても、枯れた芝なら、何の抵抗もない。

しかし、夏場は、勢いのあるラフが待ち構えている。

深くなくてもラフのアプローチは、難しい。原因は、距離感が出ない事だ。なぜでないかというと、芝の抵抗で、思ったより距離が出ず、それを気にすると手打ちになって、ザックリやトップ、シャンクも出る。

グリーンからちょっとこぼれただけの短いアプローチでも、チョロって、グリーンに乗らない。一方、距離がある時も、思った以上に飛ばずに、最悪、バンカーに刺さるなんて事もある。

ラフからのショットの対策をググってみるが、これだというものがない。慣れしかないようだ。それでも、ヒントとしては、下記の2つぐらいに絞られるようだ。

  1. 手打ちせず、体を使って打つ 
  2. ロフトの立ったクラブを使う

1は距離感を出すための注意だ。しっかり、当たられれば、思ったような距離が出せる。このためには、ゆっくり目のスイングが良い。バンカーショットと思えば良いようだ。

手打ちは、ヘッドスピードが速い割に、ラフでの挙動が予測できない。イメージでは軽い感じだ。一方、体を使ったショットは、重く、ラフに負けない。

2は、ボールが浮いている時の達磨落としを防ぐ為でもあるが、ロフトの度数が大きいクラブを使うと、クラブが低く入りやすく(水平に近い角度でボールに当たる)、よりエッジに当たる芝の量が多くなる。ピッチングウェッジなどの方が、鋭角にボールに当たりやすく、芝の抵抗が減るようだ。

過ぎたるは、及ばざるが如し

ラウンド前の練習では、マキロイのイメージでラフからロブショットを練習しているが、実戦では、どうも手打ちになって失敗する。

散々、素振りをした挙句、失敗することが多い。一方、構えてから、「エイ!やっ!」で、すぐ打つと、意外と失敗しない。

人間は3秒ほどしか、イメージが残らないそうだから、こう打つと決めたら、さっさと打った方が良いようだ。

練習場では、確かに、ワンショットの前に5回も素振りしたりしない。精々、1回か2回だ。素振りさえしないで打つ事も多い。

ドライバーの調子が悪い

根本的に直っていないのか、好調だったドライバーは形を潜め、ほとんど前に飛んでいかない。

重さも、軽くしたり、重くしたり、試しているが、どうも、悪くなた後では、改善しない。

Zeppのモーションセンサーの記録を眺めてみるが、これと言った、原因がわからなかった。強いていうと、次の2点が怪しい。

  1. インパクト時に腰が回っていない
  2. ダウンスイングの手の動き(手が体から離れる)

間違った下半身リードのイメージ

そこで、女子プロのスイングと自分のスイング動画を見比べてみた。ドライバーで大きく違うのは、女子プロは、切り返すと、手が逆に動くのに、私は、手が止まっている。

下半身が回転しているのに、トップで手が降りないと、手は前に出てしまう。前に出た手を下ろすと、アウトサイドの軌道になってしまう。

なぜ、手が降りないのか?それは、下半身リードに注意が行って、手を動かすのを忘れるからだ。

プロのスイングを見ると、切り返し後、上体の捻りは解かれず、先に、下半身が逆回転している。しかも、そのとき、手は下されている。

どうやら下半身リードの言葉が一人歩きして、手の動きを遅らせてしまっているようだ。切り返し後、すぐに解いては、いけないのが、上体であって、手ではない。

何も考えずに、スイングすると、普通に手は動くが、ミスショットが連続して、色々考え始めると、おかしなスイングが始まる。

結果

直近のラウンドは、普段より、一つ前のティーから回った。

距離の効果は絶大で、苦手なウッドの使用も1回だったので、バーディ2個も飛び出し、91で回れた。

ドライバーはそこそこで、大怪我がなかった。距離が短いと、飛ばそうと強く意識しないのが良いのだろう。

アプローチは、失敗も多かったが、うまく行く場面も半分程度あり、何とか粘れた。

このまま、この夏を乗り切りたいところだ。

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