忘年会ゴルフ

今週は、忘年会だった。今年のトレーンングの成果を見せる良い機会だったが、不発に終わった。

スコアを見返してみると、やはり、ティーショットの失敗が多い。また、不運もある。ティーショットがチョロなのに、ロストになってしまったのだ。しかし、遠因は、ショットの精度ということになる。

ティーショットの不調は、ドライバーだけではない、ショートアイアンでもやってしまう。また、一度、おかしくなると、しばらく続いてしまう。

ショットが悪い原因は、完全な振り急ぎで、バックスイングが小さくなり、上体から、動いてしまう。さらに、体と腕のタイミングが合っていないのに、ボールに当てようと、妙な動きになり、とんでもない、球が出る。

10打ぐらい打つと、諦めがつくのか、急に治る。これを、なんとかしないといけない。

また、ピンチで、どの様にリカバリーするかも、鍵の様に思える。失敗できない、難しいショットをどう打つかだ。これは、ティーショットにも繋がる。ティーショットは、いつも、失敗できないショットだから。

第一は、なるべく、簡単にすることだ。細い木の間を抜くか、広いところに出すかだ。冷静に考えると、細い木の間を抜いても、今の力量では、1打を取り戻せない。それどころか、圧倒的に高い可能性で、もっと、厳しい状況になる。良くて+2打だ。

しかし、簡単に出せる広い方を選べば、+1打で済む可能性が高い。最悪でも+2打で済む。この感覚が、ラウンド中に出ない。

若い頃に、研修で、発想力を鍛える講習を受けたことがある。講師の方は、豪快で、戦時中に、通信機の開発などを行っていたそうだ。しかし、受注をうけると、開発費を遊興に使うなどしたそうだ。もし、納期に間に合わず、しかも、使い込みが発覚すれば、当時なら、憲兵に、銃殺されてもおかしくない。結局、いつも納期ギリギリに、仕事を始めて、何回もピンチを切り抜けたそうだ。さらに、この方が、良い考えが出ると、行き着いたそうだ。

つまり、生物である人間は、究極の状況に追い込むと、命を守る行動に出るというのである。この場合は、「憲兵に捕まる」で、これを避けるために、脳味噌はフル回転して、打開策を見つけ出すというのだ。それが、画期的な、アイデアを生む秘策だというのだ。

緊張してしまうと、体が、ギクシャクして、いいショットは出なくなる。しかし、プロの談話を総合すると、リラックスはしていないという。しかし、「集中」という言葉は、よく聞く。プロは生活もかかっているだろうが、実際は、選手として、トップに立ちたいという気持ちで、試合に出ているのだと思う。だから、命を守る能力では無いような気がする。

自分はどうだろう?

ダボや大叩きは嫌だが、命の危険を感じるほどではない。90は、切りたいが、死ぬほどでもない。月例で優勝したいが、次もあると、思ってしまう。

どうやら、筋力トレーニングの次は、メンタルトレーニングが必要かもしれない。

一つ思うのは、練習場で、パットやアプローチを練習すると、一打目がすごく良い。特に、あれこれ考えるわけでもない。特に、パットは、最初に打つので、グリーンのコンディションすら判らない。それでも、長いパットが寄る。2打目は1打目を参考にして、色々考えてしまう。結局、大して良いパットは打てない。

これに何かヒントがあるかもしれない。直感だけを信じて、打てば、いいショットが出るのかもしれない。雑念の除去が課題だ。やはり、オノマトペか?

 

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