同じ種類のボールを使う?

皆さんは、ラウンド時に、必ず同じボールを使っているだろうか?私は、NOである。

先日、コンペで一緒になった方は、かなりの上級者だった。景品のボールを「私の使っているボールと違うので」と、みんなに配っていた。もう、ずっと同じ種類のボールを使っているそうだ。

筆者も、大事なコンペなどでは、決まったメーカーの新品ボールを使うが、ブランドさえ、合わせていない。普段は、家にあるボールを使いまわしている。さすがに、表面の光沢が無くなると、アプローチの練習用に回すが、特定の種類のボールにこだわっていることはない。

今のボールに決めているのは、たまたまで、ゴルフを始めた頃から使っているメーカーで、供給も途絶える心配がなさそうだからである。何事にも、囚われたくないという心情も影響している。

しかし、どうやらこれは、間違いのようだ。正確には、一部が、間違いである。

ゴルフダイジェストの記事「イメージ通り転がるボールはどれ? 現行モデル42種徹底検証」によると、パッティングロボットで同じパッティングを行なった距離は、ボールによって、7.40mから11.06mと、違いがでる。11mのパットを打つ機会は1ラウンドに1回ほどとしても、半分の5.5mのパットなら、よくあるのではないだろうか?それが、3.7mしか転がらない計算だ。楽々2パットが、3パットもある感じになってしまう。2m前後の入れごろ外しごろのパターでも、確実に入らなくなるだろう。

確かに、パター練習で、色々なボールを混ぜていると、違う転がりのボールを見つけることがある。ボールが古い為だと思っていたが、練習の時は、ラウンドで使う同じ種類のボールを使わないと意味がないということである。

以前、ゴルフ中継の中で、アナウンサーがプロがボールを変えるタイミングを質問していた中で、青木功プロが「アマチュアなら(多少傷がついても)ボールを変えることはない。」と話していた。もちろん、大金がかかっていないという意味もあるが、青木らしく、感覚を大事にしろという意味である。そういう意味では、どのボールを使おうが慣れれば問題はないが、ランド中にボールをなくしたら、同じメーカーの同じブランドのボールを使った方が、良いということである。

ちなみに、ゴルフダイジェストの次回は「アイアンでの試打検証」だそうだ。これでも大きく違うようなら、どのボールにしても、ラウンド中は1種類のボールを使い続けた方が良いことになる。さらに、いつも、同じボールの方が、飛距離の感覚も合うということになる。

次回が楽しみである。

 

 

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