ハッカ油

いよいよ暑さが本格的になってきた。

暑さ対策で私が数年前から愛用しているのが、ハッカ油だ。

「えっ!」と思われる方もいるかも知れないが、知る人ぞ知る優れものだ。

右から北見、健栄、芦屋

出会い

ハッカ油を知ったのは、営業の合間に覗いた北海道フェアだ。大抵は松前漬けだの昆布、生チョコに目がいくのだが、この日は、北見ハッカ通商のブースに迷い込んで、売り込みの人につかまってしまった。

全く興味が無かったのに、「夏のゴルフの暑さ対策に最適」などと言われて、アトマイザーと交換用の瓶2本を買ってしまった。北海道の夏の暑さは大したことが無いはずなのに、香りの良さに負けてしまったのか?。

コストパフォーマンス

実際、使ってみると実に良い塩梅だ。営業の人の言う通り、北見のハッカ油は、油分があるので、一度、吹きかけると、すぐには蒸発してしまわず、しばらく、涼しく感じる。私は、主に、帽子の内側、脇、虫除けの為にズボンの裾などにかける。股間も結構気持ちがいい。

暑さがひどく、汗でびしょびしょになったウェアを着ていると、タオルで汗を拭いても、どうにもならないが、ハッカ油をかけると、爽やかさを感じられる。

また、虫除けの中には、花の香りがするものがあり、ハチなどを呼び寄せることがあるが、ハッカの香りは、虫全般に効果がある。北見のハッカ油を使っていたときは、ブヨにも刺されたことがない。(今年は、安物を使って、初めてブヨに刺された。かゆ〜い!)

一方、値段は結構する。一瓶12 ml の2本組は1200円するので、高めである。

しかし、少量でよく効くので、私は、1年に1本程度しか使わななかった。

他社製との比較

最初は、北海道フェアでしか、見かけなかったハッカ油も、最近は、ググるとたくさん出てくる。

次に試したのが健栄製薬のハッカ油だ。20mlで値段が600円程度。北見の20 ml瓶は1000円なので、4割ほど安い。こんなに安くて大丈夫かと思ったが、食品添加物にも使われているので、安全と判断した。

「まあ、半分程の威力なら、そこそこのコスパ」と、試してみた。

やはり、北見のより、薄い。1回あたりの涼感持続時間が短い。まあ、それでも、1シーズン一瓶で、なんとかなる使用量だ。アトマイザーは北見のものを使用しているが、詰め替えが頻繁になった。

さらに、安いものも見つけた。芦屋化粧品のハッカ油だ。30mlで400円台と、疑いたくなる値段だ。しかし、こちらもきちんとしたメーカーの製品だ。

使ってみると、さらに、薄い。他の2つは瓶を開けると、ハッカの香りがするが、こちらは、鼻を近づけないと、あまり、感じられない。(Amazonのレビューはキツすぎると思う。)

当然、涼感持続時間はさらに短い。スプレーした後、涼しいと感じるが、そのホールを終わる頃には、全く、塗ったことを忘れてしまう。アトマイザー1本で心許なくなり、空になったマウスウォッシュの容器も使っている。(間違って口に使うと大変な事になるので、注意書きにもありますが、真似しないでください。)

当然、使用頻度は多く、減りは早い。まだ、シーズン始まったばかりだが、もう、1/3は使ってしまった。こうなると、アトマイザーへの入れ替えも、面倒になってくる。

北見の小瓶は、アトマイザーのスプレー部分を交換するだけなので、詰め替えが必要ない。便利さにやっと気がついた。

まとめ

やはり、高品質なのは、文句なく北見ハッカ通商だが、肌が弱い人や香りに過敏な人は、逆に強すぎるかも知れない。

そういう意味でも、薄めをジャンジャン使いたい人にも、芦屋化粧品はおすすめとなり、最初から北見は敷居が高いと思ったら、健栄製薬だろう。

ちなみに、先日、メンソールの入った100mlほどの大きさのスプレーを使っている人が、私の背中にもかけてくれたが、こちらは、服を通して、直接、皮膚にしみて、痛く感じた。軽い炎症になり、返って暑かった。これは、芦屋化粧品以下だ。

 

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