ウェッジの構成

以前のウェッジ構成

以前のクラブセットには、Pw(ピッチング)、Aw(アプローチ)、Sw(サンド)の3種類のウェッジが入っていた。ヘッドの構造も他のアイアンと同じで、キャビティバックという、ヘッドに縁がありフェースに別の素材が溶接してあるタイプだ。

シャフトも同じカーボンで、他のアイアンとの違いはロフト(フェースにつけてある角度)だけだ。つまり、同じ打ち方をするとそれなりに、距離が変わるようになっている。購入当時の私の飛距離とクラブの関係は下記のようだ。

クラブ #9 Pw Aw Sw
ロフト 42 47 53 58
飛距離 130 120 110 85

スピンをかけたい

しかし、バンカーショットが上手くなってくると、欲が出てくる。バックスピンがかかるアプローチにも憧れる。そこで、Swを3年ほど前に新調した。フォーティーンやタイトリストなども眺めたが、少し高めだ。初めての単品ウェッジという事もあり、失敗を考えて、高額なものは避けたかった。中古も探したが、中古は意外といい値段だ。あと千円で新品が買えてしまうような値段をつけてある。バンカーで使うのでフェースが綺麗なものは少なく、また、程度の良いものは、当然高かった。フェースが削れていると、スピンがかからないのは、腕のせいなのか判定できないと感じて、新品を探すことにした。(後でわかるが、かなりフェースが汚くなっても、ちゃんとスピンはかかる。)結局、1万円前後で、新品のウェッジを探していると、なんと、クリーブランドのRTX 588 2.0のシリーズが予算ピッタリだった。クリーブランド自体の評判もなかなかだ。この時は、持っていたSwの代わりなので、58度を迷わず選んだ。

クリーブランド RTX 588 2.0

このブランドのウェッジには標準で4つのタイプがあった。

まず、形状で、キャビティバック(CB)とブレードの2種類がある。ブレードは、マッスルバックアイアンと同じで、平らなフェースにソール部分があるシンプルな構造だ。いわゆる、うまそうに見えるタイプだ。CBはフェースの背面の一部を薄くしてある。その分、周辺に縁をつけ、強度を出している。スイートスポットが大きくなり、多少のミスをカバーしてくる。大抵の人は、このタイプのアイアンからゴルフを始める、いわゆる、優しいアイアンだ。

そして、そのそれぞれに、2種類の仕上げがある。クロームメッキのツアーサテンと艶消しブラックのブラックサテンだ。ゴルフ暦の長いプレーヤーの中には、使い古して、いい具合にあちこちすり減っているウェッジを入れている人がいる。ブラックの方は、最初から、そんな感じが出る。

さて、この時、他のアイアンがキャビティーバックでカーボンシャフトという初心者向けであるにも関わらず、単なる憧れで、ブレードタイプに決めてしまった。色の方は、削れるまでは時間がかかると思っていたので、普通にクロームメッキを選んでしまった。

バンス

クリーブランドのウェッジはバンス角も選べる。この時は、よくわからず、「プロはバンス角の小さいものを使用している。」と聞いて、一番小さい6度を選んでしまった。なんと、この時は、バンスをソールの幅の事と思っていた。

実は、この時、Pw、Awを距離の打ち分けするためだけに使用し、85ヤード以内は、バンカーでもアプローチでもSwで打っていた。アプローチの時、ダフることが多いので、バンスが小さいと、引っ掛かりにくくなると思っていた。

購入して、期待に心を高鳴らせ、練習場で、バンカーショットを打ってみると、全くでない。今から考えれば、当たり前だ。新しいウェッジは、小さいバンス角度で、ソール幅も小さい。上手く打たなければ、バンカー脱出はできない。しかもホームコースのバンカーは砂が少ない部分が多く、ベアグラウンドに砂が撒かれていると言いたくなるところもある。練習バンカーも、砂は少なめだ。難しいバンカーなのに、クラブを難しくしては、どうにもならない。

さらに、このウェッジでアプローチをすると、上手く打てない。バンスが小さいので、地面を滑らすように打つと思い込んでしまってスイングが変わってしまった。この打ち方は、相当練習しないと、上手く打てる確率が低い。リーディングエッジと呼ばれるウェッジの歯の部分が、少しボールの下に入れば、ダフり、上になれば、トップになる。プロは、歯の入る高さが安定していて、普通に打つだけでなく、フェースを開き、ロフトを大きくして、高くあげる球が打てる。

それでも、バンカーショットは、2年近く経ってほぼ想い通りに打てるようになった。遠回りはしたが、バンカーショットの正しい打ち方が身についたように思う。以前は、バンス角とソールがあったので、普通に打っていれば、砂にヘッドが潜るのを防ぎ、バンカーから脱出できた。私は、アイアンを打ち込むように打つが、その打ち方とサンドウェッジの形状があっていたようだ。しかし、バンスもソール幅も無いウェッジは、この打ち方では、ヘッドが砂に入って行きやすい。今までの打ち方では、振り抜けない。砂を取りすぎと思い込み、浅く入れようとすると、ボールを直接打って、ホームランやトップが出てしまう。今は、ただ打ち込まず、ボールの少し手前から一定の深さで砂を削って、振り抜くようなスイングをしている。抵抗のあるラフでの打ち方だ。

アプローチの方は、アイアンセットが変わり、58度のウェッジはヘッドがボールの下に入るラフからのアプローチに限定した。花道やフェアウェイからのアプローチでは52度、バンス10度のウェッジを使っている。今度は、バンスが効いて、他のアイアンと同じ打ち方をすれば、ダフって、ヘッドが抜けないということがない。すくうような打ち方をやめたので、トップも少なくなった。ただし、ランニングアプローチをほとんどしてこなかったので、距離感が今だに出ない。

アインアンセットが変わった後のウェッジ構成

現在のアプローチのセットは下の表のようになっている。

クラブ Pw 52(Aw) 58(Sw)
ロフト 45 52 58
飛距離 135 105 110

Pwは新しいアイアンセットに入っていたもので、飛び系アイアンだ。ところが、Awは、クリーブランドのRTX-3のブレードタイプなので、前のAwより、ロフトが立っていても距離が出ない。また、58度のウェッジで、ラフからフルショットすると、110ヤードも飛んでしまう。どうやら、ボールを右に置いてショットしているため、ロフトが立っているようだ。

メーカーオリジナルのセッティングでは、Aw50度、Sw55度になっている。以前のSwをそのまま使ったので、無理がきている。Pwで打ち分けしなければならない、距離が大きく、Swの飛びすぎにも神経を使う。

ウェッジ(バンス)の選び方

ウェッジについて、色々調べていると、『キューピーさん』ことティーチングプロ、関雅史プロの記事が見つかり、納得した。(ウェッジのバウンス角で何が違う?|ゴルフクラブの選び方)記事では、”バンスは打ち方の癖で選ぶべき”というのが、趣旨である。私のように、打ち込むスイングなら、大きめのバンスが向いており、上手い下手の問題ではないということだ。

新しいウェッジ構成

以前のアイアンセットは#3からあったが、今のセットは#4からなので、アイアンの本数は減っている。ウッド系もあまり、必要としないので、Pwと52度の間には、もう一本48度のウェッジを入れるべきである。これで、Swを56度に変えれば角度差が綺麗に並ぶ。GwはギャップウェッジでAとSの間(Gap)という意味だ。

クラブ Pw 48(Aw) 52(Gw) 56(Sw)
ロフト 45 48 52 56
角度差 3 4 4
バンス ? 8 10 14

現実(予算)の壁

さて、Pwと52は、今のまま流用しても、2本新調となると、今度は予算が気になる。

まずは、メーカーオリジナルのセットにしてしまう案だ。テイラーメイドのサイトには、アウトレットがあり、メーカーから直接新品が買える。なんと、定価の半額になっている。と、思いきや、Awは売り切れだ。

有賀園に出物

次に、”クリーブランド ウェッジ”で検索をかけて、探してみると、有賀園のオンラインショップに行き当たった。なんと、RTX-4に代替わりするので、RTX-3が7480円(税込、送料無料)だ。残念ながら、48度は売り切れだ。

アマゾンはウェッジを探すには向いていない。検索でヒットしても、指定したロフトやバンスのクラブが出てこないことがある。

次に、中古を探してみる。

ゴルフパートナーは、沢山該当クラブが出てくるが、候補がなかなか絞り込めない。写真のないものも多く、諦めてしまった。

ゴルフダイジェストにも出物

ゴルフダイジェストは、在庫数がそれほどでもないためか、返って探しやすい。探していたSwに該当する RTX-3 CB 56-14 で5681円(税込、会員価格)だ。しかし、ゴルフダイジェストでも、セールをやっていて、新品6780円(税込、送料324円)で有賀園より400円ほど安い。千円の差なら、新品がいいかなどと思っていると、なんと、50度からしか販売していない。しかも、56度は、翌日、売り切れになってしまった。

ゴルフダイジェストで中古の48度のウェッジを探してみると65本しか見つからない。使っている人が少ないか、出物がないようだ。その中に、ClevelandのCBXというモデルが出てきた。CBはブレードタイプを少しキャビティにした程度だが、CBXは、完全にキャビティ型のアイアンだ。Pwが飛び系アイアンなので、こちらの方が、良いかもしれない。9481円(税込、送料324円)だが、有賀園で新品が9820円(税込、送料無料)なので、新品を購入することにした。残念ながら、シャフトはNS(日本シャフト)でなくDyanamic Goldになってしまった。多分、大きな違いはないだろう。違いがわかるほどの腕もないだろう。ただ、すべて、NSに揃えていたので、少し残念だ。

予算オーバー

2本で1万円ぐらいを想定していたので、予算使い切りだ。使用頻度から考えれば、サンドを新調すべきかもしれないが、現在のサンドでも対応ができている。しばらく腕でカバーするしかないようだ。ゴルフダイジェストは今週いっぱいのセールだし、有賀園の在庫も、そう続くとは思えない。これも、縁ということで、次の機会を待つことにしよう。

 

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