TaylorMade M2 ドライバー

飛ぶと噂のTaylorMade ドライバーを試してみた。

プロローグ – 出会い

ずっと調子の悪いドライバー。自分のことは棚に上げ、そろそろ、道具の所為にし始めた。悪魔の囁き「このドライバー合ってないじゃないの?」そこへ、噂である。「〇〇さんはM2に変えて、20ヤードは飛ぶようになった。」

よく一緒にラウンドする人も、M2を使っていて、距離が伸びている。

調査 – 希望的観測

まず、M1とM2がある。簡単に言えば、たくさん調節機能がついたM1とその廉価版のM2である。または、ツアープロ用と一般用とも言える。ただ、セルジオ・ガルシアはM2を使っているし、相性はあるようだ。

M1は候補から外して、M2に絞る。

最近モデルチェンジして、2016年モデルと2017年モデルでは大きく違う。2017年モデルは、スピードポケットと呼ばれるスリットが大きくなって、構造が、左右非対称でになり、より飛ぶように設計されているのがわかる。さらに飛ぶという、Dタイプも出た。

評判を検索してみる。当然、「飛んだ!」「いい!」ばかりである。一番悪くても、プラシーボ効果、つまり、飛ぶ飛ぶと暗示にかかり、よく飛ぶというのである。

「買う前には、必ず、試打した方が良い」という友人のアドバイスを聞く。

試打 – 現実の壁

Golf 5 で試打してみる。2017年モデルだったが、全く当たらない。

ネットの記事は、全部提灯?!ドライバーで打っているのに、170ヤードだ!ヘッドスピードが37しかない!

散々、店員さんに探し回ってもらったのに!

後で気がついたが、店員さんは他のを売りたかったようだ。「ヘッドが重いので、こうなる」としたり顔だ。

にしても、ヘッドの、底の方に当たっている感じで、上がらないし、飛ばない。「上がる。飛ぶ。」とは大違いである。170ヤードなら、ティーアップしているのだから、下手なドライバー打つより、アイアンの方がマシである。

ある程度のスイングスピードがいるのだろうか? – M2を使っている知人は、もともと180ヤード前後の飛距離だから、プロのようなスイングスピードが必要とも思えない。

購入 – 魂を売る

クラブに慣れたら飛ばせると、高をくくって、中古を探す。友人の警告もきちんと聞いたと、自分に言い聞かせる。

なんと、本家のサイトにはアウトレットのコーナーがあって、旧モデルの売れ残りを売っている。中古専門の通販より安いぐらいだった。しかも、心配のない、直販だ。残念ながら、迷っているうちに、無くなってしまった。

結局、中古専門サイトで、3万円ほどで購入。

結論 – 別れ

3ヶ月ほど、練習場で、使ってみたが、改善の兆しは見えなかった。半額で転売となった。

スイングがおかしな人には向かないということだろうか?手打ち傾向のある筆者では、無理ということなのか?原因は、全く不明だ。

打感も悪いし、音もあったている感じがしない。低いコンという感じだ。

現在、使用中のゼクシオ6と比べると、シャフトが0.25インチ(6mm強)短く1g軽い。トルクが5.1と50大きめで、全体の重さは、8g重い。バランスは、D1とD3の違いだ。(M2の方がシャフトが軽くヘッドが重い。)。トルクが大きいということは、捩じれやすいく、柔らかい感じなのだが、まったく逆に、硬い感じがした。D3というバランスの所為で、非常に重く感じた。

XXIO 6 M2 2016

(TM1-216)

DIABLO

Octane

ロフト 10.5 10.5 10.5
ヘッド 460 460 460
クラブ長 46 45.75 45.5
硬さ R R R
シャフト重量 46 45 52
トルク 4.8 5.1 5.5
クラブ重量 282 290 302
バランス D1 D3 D3

やはり、店員さんのいう通り8gの壁ということのようだ。そう言えば、最近、振れなくなったキャロウェイのDIABLOを調べてみると、ムッチャ重い!年寄りには、もう無理ということか!

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