スコアは悪いが調子はそこそこ?

寒さの所為か、悪いスコアが続いている。しかし、以前の様には、悩まなくなった。「こんなものか」と思える様になってきたからだ。

ドライバーが安定

安心感の1つ目はドライバーショットが散らなくなってきたことだ。距離は以前より落ちている。しかし、右も左もそれほど、酷くは曲がらず、なんとか2打目が打てる範囲に収まっている。

散らばりが減ったのは、スイングが安定してきたからだ。これには、「スロー素振り」が一役かっていそうだ。家の中で振れる一番長いクラブである3番アイアンで、出来るだけゆっくり振ってスイングを固めている。宮里藍は、1スイングに1分とかかけられるそうだが、私はまだ十数秒だ。それでも、おかしな部分がよくわかる。

軸足は右

これでわかったのは、軸足が右で、左足をダウンスイングで、しっかり踏み込み、左腰を後ろに動かして、骨盤を回転させることだ。これが、中途半端だと、打球は右に抜けていく。左足で、体が回しきらないうちに、ボールに当たってしまうからだ。

力んだショットをすると、どうも、上体に力が入るのか、下半身が疎かになり、右に抜けることが多い。

また、以前からうまく打てるアイアンショットは、きちんと、この様に打てていることがわかった。ドライバーだけ打てないのは、ドライバーだけ、やはり、違うスイングをしていたのだ。

重心は後ろ気味

また、重心が前すぎることにも気がついた。重心が土踏まずより前にあると、どうしても、体が前に突っ込む。インパクトでは、体がボールに近いことに反応して、起き上がり、当たってもスライスになる。

今は、膝を前に出さない位の感覚でアドレスしている。

振り切る

スイングの最後は、しっかり、振り切らないと、スライスが出ることもわかった。手の動作に全く意識がないと、フェースが開き気味に当たる。特に3番ウッドでは顕著で、力んで右に出した後、さらに、スライスがかかる。ところが、きちんと振り切れると、自分でも驚くほど、真っ直ぐに飛んでいく。

ウッド系は、しっかり、捻転して、バックスイングしたら、左足で腰を逆回転させ、しっかり、最後まで腕と手を動かして、振り切ることで、狙った方向に真っ直ぐ、良い当たりが出る、

アプローチの要

実は、アプローチが要かもしれない。アプローチに失敗すると、スコアは良くならないし、不安を抱えたまま、ラウンドすると、さらに、追い討ちがかかる。

ラウンド前の練習で、アプローチをすると、その日の調子がわかる。膝ぐらいのバックスウイングで、打っても、調子の良い時は、高い球が出る。逆に、ダメな時は、低い球やトップ気味の打球が出る時だ。

低い球が出る時は、せっかくグリーン手前のフェアウェイから打っても、ライナーが飛び出す。

調子が悪いなと、わかっていても、朝の練習中に、治ることは、少ない。対処法として、違うクラブを使う方法がある。しかし、次のラウンドでは、全く問題なくなったり、ラウンドの途中で急に調子がよくなったりもする。

スイングスピード

今の所、原因として、もっとも怪しいのは、スイングスピードだ。低い球の時は、かなり、速い。どうも、強くインパクトしてしまう。腰ぐらいの高さに上げても、インパクト時に手で加速してしまう。スイングが速くても、うまく打てれば問題ないのだが、ダフッたり、トップする確率は上がる。調子の悪い日でも、1ヤードぐらいのアプローチショットは、問題なくできるからだ。さすがに、この振り幅なら、加速できないからだろう。

次回、調子が悪い時は、バンカーショットのスピードを思い出して、アプローチしてみようと思う。また、Zeppをつけて、どのくらいのスピードで打っているか、記録を録ってみようと思う。

ひょっとすると、速いのが問題でなく、途中で速さを変えるのが問題なのかもしれない。

高速グリーンに慣れる

冬になってきて、グリーンが硬く速くなってきた。最近は11近い。

上につくと、3パットは魔逃れない。一方、下についても、早いと、慎重になりすぎて、ショートしてしまう。

横につくと、かなり厄介だ。横の上では、浅目に読まないと、スピードがついて、曲がらない。横の下は、逆に、深めに読まないと、スピードが落ちてからの曲がりが大きい。いずれにしても、慣れが必要だ。

アイアンショットのティーアップ

もう一つ、パー3でのアイアンショットは、ティーアップを高くすると、私の場合、距離が極端に落ちる。フェースが下に入り込んで、打ち出し方向も上を向き、さらに、スピンもかかって、飛ばなくなる。逆に、中途半端な距離の時に、使える技かもしれない。

今までは、スライス目に打つことも、試したが、結構難しい。失敗の可能性も高い。

何も考えずに打つ

これは、シングルの方にアドバイスを求めた時の返答だ。数年前になるが、その時は、全く意味もわからないし、とてもできないと思っていた。最近は、少しづつできる様になってきた。

元々は、何を注意してショットするのか知りたかったのだが、実は、ショットする時には、スイングだけに集中していて、余計なことは考えていないという意味だ。ハザードを気にしていれば、体が反応することはよくあると思う。

たとえば、左OBなので、スライスに打つと決めたら、スライスが出る素振りをして、そのまま、打つということだ。

私のレベルでは、実際に打つ時に、「アウトに上げて、インサイドに振り抜く」などと考えている。うまい人は、これが無いのだ。

そもそも、スライスに確実に打てないなら、右目に向いて、真っ直ぐ打つのが正解だ。

これは、アプローチにも言える。手前バンカーを超えてすぐのピン位置なら、「高く上げて止めてやろう」などど考えて打つと、ダフッたり、トップする。ボールの高さでクラブを決めたら、あとは、方向と距離だけ決めて、さっと打つ方が成功率が高い。

コース設計者の意志

最近は、難しいコースに、何の意味があるのか、わかってきた。

誰でも、落とし所が狭いコースでは、自信なくショットしてしまう。しかし、そういうショットは失敗率が高い。しかし、自信があれば、問題なく打てる。

ゴルフの技量は、練習すれば、上達するが、コースで良いスコアを出せるかは、練習通りのショットが打てるかどうかにかかっている。設計者は、難しく見せて、プレイヤーが普段通り、打てるか試している。

コースをよく知らないうちは、良いスコアが回れるが、何度も回るうちに、失敗経験だけが積み上がり、どんどん、打てなくなってくる。

大叩きした時の事を思い返して欲しい。そもそも、ティーショットから、ビクビクしていたのではないだろうか?多少狭いコースでも、普段通りのショットなら、フェアウェイの幅に打てるはずだ。プロでも毎回フェアウェイにティーショットを打てるわけないので、そんなにビビることもない。

しかし、ティーショットを失敗すると、ずるずる引きずり、失敗の連鎖が始まる。

一旦、引いて、自信を取り戻してから、ショットすべきだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA