「肩回し」は一夜にして成らず

休日前の夜に、妻が腰の痛みを訴えて、大騒動となった。幸いにも、軽い「腰椎滑り症」で、コルセット装着1週間で治るそうだ。しかし、ゴルフの予定は全てキャンセルとなった。しかし、当人は、けろっとしたもので、1週間後のコンペ出場に意欲満々である。

痛みが一段落したというので、久々にゴルフ練習場に行った。私には、「肩回し」打法を試す良い機会となった。

さて、いきなりドライバーで新打法を試すわけにもいかないので、7番アイアンで、「肩回し」を試してみた。と言っても、いつもより、バックスイングで、左肩を深く入れ、ダウンスイングでは、肩を逆転させるイメージだ。これで、頸反射よろしく、肩の回転で、下半身まで、回してやろうという目論見だ。

結果は、スイング改善は「すぐにできない」である。バックスイングで肩を入れるのはできるが、ダウンスイングで、右肩を入れようとすると、不思議なことに、入れた左肩が上がるだけで、右肩が下りない。入れた左肩に意識が残るのか、ダウンスイングで左肩を上げようとしてしまう。結果、右肩を軸に、左肩が上がり、上体(胸)が上り、開く。これでは、ボールは右に飛ぶか、スライスだ。

綺麗なスイングができるためには、背骨を軸にして左右の肩が回転しなければならない。しかし、「左肩を入れる」イメージでバックスイングすると、ダウンスイングでは、左肩を積極的に動してしまう様だ。

バックスイングでは、「右肩を入れる」イメージを持たなければいけないのだろうか?これでは、手主導の手打ちになりそうだ。

幸いにも、余計な意識をしないと、球筋は元に戻った。

肩だけのイメージでなく、全身連動させなければいけないのだろう。このままだと、左腰は意図した様に後ろに動く気がするが、手打ちになりそうだ。手を下ろすイメージは、やはり、必要なのかもしれない。しかし、アイアンでは、手を下ろしているイメージがない。重さのせいだろうか?

次は、ドライバーだ。

試してみると、こちらも、同様に、出玉が右に出る。そもそも、右プッシュアウトを改善できるかと始めたのだが、そう簡単に治らない様だ。ただし、ボールにはよく当たる気がした。腕の力を抜くと、ミート率が上がり、1.4をこえた。一方、ヘッドスピードは40ぐらいしか出ない。

結論としては、左肩を入れるのは良いが、ダウンスイングで右肩が入らない。もう少し練習が必要と思われる。

一方、このスイングのせいなのかヘッドスピードは落ちている。やはり、ドライバーはやはり軽くした方が、私には良さそうだ。

早速、8gの標準の重りを外して、ヘッドの最後尾に2gの重りを貼り、シャフトとグリップの境に4gを貼った。総重量は、2gしか減っていないが、重心がグリップ側に移動して、慣性モーメントは、もっと減っているはずだ。

さて、どうなうやら。

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