ヘッドスピード低下を分析

折角、ロシアンパワー養成法で、上がったドライバーのヘッドスピードだが、最近は、元の40 m/sに逆戻りだ。どうやら、一般の日本人男子は、何もしないと40 m/sに戻るようだ。40が力ずくでも出せるヘッドスピードということのようだ。

バックスイングが小さい

ヘッドスピード低下の原因を探る為、Zeppのスイングセンサーで採ったデータを比べてみた

Zeppのアプリでは、縮尺が自動で変わってしまうので、縦のスケールを同じにしてから、バックスイング開始の点線を合わせてみた。

ギョギョ!

44 m/sの時は、その速度に達するまで、40 m/s の時より時間がかかっている。

このグラフは、速度のグラフなので、グラフの傾きは、加速度になる。2つのグラフの傾きはあまり変わらないが、40 m/sの時は、早くインパクトに達している。

というこは、「バックスイングが小さいから!」ということになる。

数値をチェックしてみると、44 m/sの時のバックスイングの角度は276度で、40 の時は246度だ。40の時は、移動距離が少ないので、同じ加速でも、スピードが上がる前にゴールに達してしまったということだ。

実は、ここ最近、あまりにもドライバーが当たらないので、コンパクトスイングを目指していたのだが、こんなところに弊害が。

さらに詳しく見るべく、動画やZeppの手の軌跡を確認してみると、トップの手の位置はあまり変わらない。違いは、トップで、クラブが大きく行きすぎるか、止まってしまうかの違いだ。

どうやら、最近は、トップで、手首に力が入り、ヘッドが止まってしまっている様だ。あるいは、バックスイングのスピードが小さいので、ヘッドに十分な慣性がつかず、ヘッドが行き過ぎないということかもしれない。

HAND SPEED

ちなみに、手のスピードも比較してみた。

こちらも、縮尺・スタートを合わせて重ねてみた。

なんと、手の最高速度はどちらも同じで、しかも、スイング開始からの経過時間がほぼ同じだ。

バックスイングは、40 m/sの時の方が、時間がかかっているので、バックスイングでの手のスピードも遅い。

逆に、切り返しから最高速に達する時間は、つまり、手の加速は、40 m/s(最近)の方が大きい。

もう一つの違いは、最高速からインパクトまでの時間だ。画像では、少しわかりづらいが(縦の白抜きの帯)、44 m/sの時は、最高速とインパクトまでが短い一方、44 m/sでは、手の最高速の直後にインパクトを迎えている。

バックスイングが遅くなったのは?

バックスイングに時間がかかるようになったのは、手でクラブを持ち上げずに、体の回転だけで、クラブをあげるように変更した為と思われる。下半身の大きな筋肉では、素早い動きはしにくい。手で操作する方が、遥かに速く動ける。

女子プロの画像をよく見てみると、バックスイングで、コックを入れる様な動きはないが、腕はすぐに上げ始めている。トップで、肩の上へ手が上がっているのだから、どこかでは、腕は上げなければならない。

最近の私のスイングは、腕を上げるのを、全く止めてしまい、腰の回転が完了してからにしている。動きが2段で、よりバックスイングに時間がかかるわけだ。

ダウンスイングは速くなった

最近は、トップからインパクトの時間は短くなっている。ダウンスイングにかかる時間が短くなっている。ダウンスイングで手は早く動いている。この部分のスイング改造は、成功だ。下半身リードはやはり、速くクラブを振れる様だ。

手の最高速からインパクトまでが長い

最近のスイングは、手の最高速が出た時点からインパクトまでの時間が長い。Zeppの指標は、インパクト時の手の速度なので、これは、採点的には、マイナスだ。

画像を見てみると、44 m/s では、切り返しから直線的にクラブが速度を上げて、最高速でボールにぶつかっている様に見える。一方、40の時は、クラブが手より遅れてやって来て、ボールに当たっている様に見える。下半身リードなので、当然だ。手は、ヘッドが最高速に達する前に、最高速に達している。ヘッドスピードのグラフを見ても、途中で、加速度が落ちている。

これは、バックスイングが大きくなれば、改善するかもしれない。

テンポは悪くなる

最近のスイングは以前に比べ、バックスイングに時間がかかり、ダウンスイングが速くなるので、Zeppの指標であるテンポ(バックスイングとダウンスイングにかかる時間の比率)は当然大きくなり、3を超えて悪い方に出る。

ダウンスイングが早くなったのは、良いことなので、もう少し、バックスイングを早くする様に改善した方が良さそうだ。

バックスイングを早くするには?

下半身スタートだけでは、バックスイングは遅くなる様だ。手も使うしかなさそうだ。

最近は、下半身スタートし、手を全く使わないので、ヘッドが、バックスイングで、極度にインサイドに引き込まれている。ずっと、センサーの異常だと思っていたが、画像を見ると、それが、現実だった。

プロの画像を見ると、確かに、バックスイングの開始で、極端に手を使ってはいないが、全く使っていないわけではない。何事もやり過ぎは禁である。プロは、腕を徐々に上に(体から離す様)挙げている。ところが、私は、全く腕を使っていないので、ヘッドは、最初に、体の捻りに伴い、大きくインサイドに回り込んでしまう。

プロは、クラブプレーンに沿って、クラブを回している。これは、体の捻りに対して、腕を上げていっているからだ。アウトサイド気味に引かなければ、クラブは大幅なインサイド軌道になってしまう。

トップで、左手が甲側に折れる

結果的に、バックスイングで、クラブをインサイドに引いているので、そのまま行くと、トップでクロスになる。これは、トップで手が甲側に曲がる現象にも、つながっている様だ。

ところが、バックスイングの開始で、飛球線方向に真っ直ぐ後ろに引き、そのまま、ふフェース面を変えない様にバックスイングすると、トップでの手首の挙動が修正できる。トップでのクロスが改善できる。

サイエンスフィット「トップで左手首が折れる本当の理由」や、GOLFサプリ「ドライバースイングを上達!ゴルフ初心者に多いミスと症状別練習法」が参考になる。

私は、ドライバーをアドレスで構えて、テニスラケットを持っていることをイメージして、トップまで、軌跡に垂直にラケットのフェースが向く様にバックスイングすることで、うまく、手首の挙動が制御できる様に感じた。

まとめ

バックスイングでは、クラブを手だけで動かしてはいけない。かと言って、全く手を使わずにいると、極端なインサイドにヘッドが動く。

クラブは、最初、飛球線方向後方に真っ直ぐ引くイメージで動かす。捻転に合わせて、手でクラブを上げていく様な感覚になる。

大きなトップを速いバックスイングで作る。手首の力を抜いて、クラブヘッドが慣性で大きく行きすぎて、長い助走距離を確保する。結果、高いヘッドスピードを目指す。

 

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