再度、ドライバーショットを見直す

昨年は、6月にベストスコアが出て、気を良くしてドライバーを変えた。ただし、それ以来、ドライバーが不安定になっている。特に、ラウンドの前半は良くて後半ガタガタ、あるいは、その逆と、安定しない。

現状

ドライバーは、結局、右プッシュアウトと左引っかけのオンパレードだ。そして、時々、テンプラや低いスティンガーが出る。結局、左右上下、何が出るかわからない状態だ。

これでは、コースが狭くなると、余計にショットが酷くなる。

前傾の角度を変えたり、ボール位置を前後左右に移動してみたりと、対応をとったが、どうも、治らない。

原因究明

そこで、昨年10月ぐらいに撮った動画を見返した。

https://youtu.be/Ogv-On9i0Ls

明らかにカッコ悪い。広角レンズで撮っている影響もあるだろうが、右肩がかなり下がっている。しかし、カッコ悪さは、肩の動きが原因ではなく、下半身の動きがおかしいからだ。

インパクトで、左腰が左足を通り越して、さらに左側に移動している。へそは、体の中心より左にティーアップしたボールより左にある。これで、アッパーに打とうと思ったら、右腰を下げて体を無理やり傾けるしかない。骨盤の左が上がり、右が下がり、地面に対して斜めになっている。当然、右肩も下がる。

ビハインドザボールになる様に、頭はアドレスの位置に残っているが、腰が左に動きすぎている。

女子プロのスイングと見比べてみると、私のスイングは、トップの切り返しから、腰が意外に回転していないのがよくわかる。「下半身で打つ」と言っても、私のスイングは、どちらかと言うと、骨盤を回転させずに、左に動かしてスライドさせている感じだ。これで、アッパーに打つのは難しい。どうしても、打ち込み気味になり、低い弾が出る。これがひどくなると、フェースの上の縁に当ってテンプラになる。

女子プロは、骨盤が水平に回転している。しかも、切り返しの後、上体が遅れて、回転しているように見える。多分、上体主導でスイングしていないからだろう。

私は腰が回転していないので、クラブが元の状態に戻りにくく、フェースは開き気味で、ボールに当たる。うまく当たれば、フェースが右を向いているので、右プッシュアウトとなる。これを嫌って、手を返しすぎると、左引っかけにる。

解決法

解決法は、ゴルフダイジェストの記事「一度身につけばずっと忘れない腰の切り方」にある。実は、このブログを始めた頃に紹介している。全く、進歩していないとは、情けない。

練習法としては、以下の2つが紹介されていた。

  1. 股の間に1ダース入りボールの外箱など、障害物を立てる。ー これを倒さないように意識すると、その場で回転できる。
  2. 後ろに椅子を置いてお尻が椅子から離れないようにスイングする。

バックスイングで右腰を引いたら、ダウンスイングでは、アドレス時の位置に戻す事を意識すると、うまく回転させられるそうだ。私の場合は、右腰も左に動いてしまっている。

ドリルとしては、インパクトからフォローにかけて、左足を突っ張るのも良いそうだが、本番スイングでは悪い癖がつくので、やってはいけないとのことだ。

一旦、身に付けば、忘れないそうだから、まだ、身についていない事になる。

おまけ

2年以上前の2019年10月に、「ロシアンパワー養成法」を試して、急に、ドライバーのスイングスピードが上がった。この時は、どうしてスイングがよくなったのかわからなかった。今回の動画確認で、腰が回転できる様になったのではないかと推測した。

また、去年の8月ごろのうまく打てた動画を確認すると、確かに、左腰が後ろに動いていて、左に動いていない。Zeppのモーションセンサーのデータをみると、それが手の軌道ではっきりわかる。インパクト後に軌道の半径が小さくなり、体がその場で周り、左に移動していないのがよくわかる。

この頃、何をしていたのかブログを見てみると、ドライバーショットの悩みは同じで、金太郎スイングで下半身リードを練習していた。どうやら、これをやると、腰の回転がうまくできるようだ。ただ、実際のラウンドの時は、忘れてしまっていたようだ。

再度、身に付く(意識しないでできる)か挑戦だ。

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